岡山県は先月12日、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているとして、
県内全域に食中毒注意報を発令しました
注意報は、最高気温と平均湿度が県の定める基準
(気温25度以上で湿度75%以上など)を
3日間連続で満たした場合に発令されるそうです。
食中毒とは、食中毒を起こす元となる細菌やウイルス、
有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、
下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。
県は食中毒予防の三原則として、
菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」を掲げています
–食中毒予防の三原則-
『清潔』(菌を付けない)
・調理前、食事前、トイレ後には、手をよく洗いましょう。
・台所は、整理整頓し、常に清潔にしましょう。
・まな板、ふきん等の調理器具は、十分に洗浄・消毒を行いましょう。
・焼き肉をする時は、生の肉をつかむ箸と食べる箸を使い分けましょう。
『迅速・冷却』(菌を増やさない)
・生鮮食品や調理後の食品は、できるだけ早く食べましょう。
・生鮮食品や調理後の食品を保存するときは、
10℃以下で保存しましょう。
(生食用鮮魚介類は、4℃以下で保存するよう努めましょう。)
『加熱』(菌をやっつける)
・加熱して食べる食品は、中心部まで十分に火を通しましょう。
・特に、食肉は中心の色が完全に変わるまで十分に火を通し、生食は避けましょう。
(岡山県報道発表資料より)
食中毒を疑う症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう