こんにちは
虹いろ薬局本店です
2月は雨が多く、じめじめとしていましたが
皆さま体調はいかがでしょうか?
寒暖差で体調を崩さないよう気を付けてお過ごしくださいませ
さて今回は「食中毒」についてお話したいと思います。
毎年11月~2月にかけての冬場は、
ノロウイルスによる食中毒が多発しています。
ノロウイルスとは小さな球形をしたウイルスで、非常に強い感染力をもっています。
ノロウイルスが付着した食品を、食べたりするなどして感染が起こります。
感染から発症までの時間(潜伏期間)は24時間~48時間で、
主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、37℃~38℃の発熱などです。
通常、これらの症状が1~2日続いた後に、治癒します。
ノロウイルスによる食中毒は、1年を通して発生しており、
特に冬場が多いのが特徴です。
1年間に発生する食中毒患者数全体の4割以上を占めており、
時には患者数が500人を超える大規模な食中毒になることもあります。
では、一体どう対策すればよいのでしょうか?
食品に付着したノロウイルスを死滅させるためには、
中心温度85℃~90℃、90秒以上の加熱が必要です。
また調理器具は、洗剤などで十分に洗浄した後に、
熱湯(85℃以上)で1分以上加熱するか、
塩素消毒液※(塩素濃度200ppm)に浸して消毒します。
※塩素消毒液は、次亜塩素酸ナトリウムを水で薄める等でつくることができます。
家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。
ノロウイルスといえば牡蠣に多いイメージです。
しかし今はちょうど牡蠣が美味しい季節ですよね。。。
こういう時こそ食中毒にならないよう気を付けながら、食事を楽しみましょう!
それでは、また