参考画像:消費者庁「機能性表示食品って何?」
機能性表示食品とは、
「おなかの調子を整えます」
「脂肪の吸収をおだやかにします」など、
特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)という、
食品の機能性を表示することができる食品です
機能性に関しては、疾病に罹患していない方
➡(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している方を含む。)、
及び授乳婦を除く。)を対象にしています
事業者が自らの責任で、商品パッケージの表示内容や、
安全性及び、機能性の根拠に関する情報、
健康被害の情報収集体制など、必要な情報を
販売前に消費者庁へ届出るもので、
特定保健用食品(トクホ)とは違い、
消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません
小林製薬の紅麹原料を含む機能性表示食品を摂取した人から、
腎障害を含む健康被害が相次いで報告され、
大きなニュースになっています
消費者庁は機能性表示食品制度の見直しに向け、
専門家による検討会の設置を決めており、
制度改善の方向性をまとめる方針だそうです
健康食品は薬とは異なり、副作用がないと思われがちですが、
実は様々な健康障害を引き起こすことがあります
一時的な下痢や湿疹など、軽症のものが多いですが、
中には命に関わるような重症のものもみられます。
体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、
医療機関を受診しましょう