こんにちは,虹いろ薬局です。
今回は東京の立川に出張してきましたので,その報告をしますね。
第35回全日本民医連 呼吸器疾患研究会 が11月12日、13日に東京の立川市で開催されました。
研修会の前日に岡山から立川まで新幹線に乗り移動しましたが,
5時間30分もかかりました…。やはり東京都内とはいえ遠いですね…。(笑)
早めの就寝で明日に備えました。
翌日は朝9時頃より立川市市民会館(アニューたちかわ)受付開始です。
開会式を終えてた後,さっそく
「大気汚染『未認定』患者の経済制度の検証-東京都医療費助成条例の経済効果調査から⊶」と題し、
東京経済大学准教授尾崎寛直先生より講演がありました。
講演内容を簡単にですが紹介しますね。
『東京の大気汚染に対して裁判で、国や東京都のみならず、自動車メーカーに公費の内で12億円を出させたこと、
大気汚染による喘息患者が継続受診しなくなる主な理由にお金が理由で上げられるので、
経済的サポートするためにも制度を熟知し、利用することが重要である』とのことでした。
分科会の次はランチョンセミナーに参加してきました。
講演内容は星野啓一医師による「禁煙指導のコツ」でした。
虹いろ薬局にも『禁煙外来』の後,お薬をもらいに来局される患者さんが沢山いらっしゃいます。
今回の講演から学んだことで,禁煙を頑張る患者さんを少しでも支援できればいいなぁと思いました。
午後も分科会があり、その一つの「COPD、喘息、禁煙、禁煙、塵肺」に参加しました。
今回は薬剤師による発表がある分科会に参加してきましたが,
やはり医師や看護師の発表が多いように感じました…薬剤師ももっと頑張らないと!!
夕方から、学習演題として「新型インフルエンザについて」と題し、
独立行政法人国立国際医療研究センター国際疾病センター長の工藤宏一郎先生より講演がありました。
新型インフルエンザをスペインかぜなど過去のインフルエンザ流行と関連させて考察されていて、
今後にインフルエンザを考えるときの基礎となる内容でした。
夜は交流会があり、ジャズバンドによる演奏などがありました。
次の日も午前中から2種類の分科会があり、緩和ケアについての講演を聞きました。
静岡県立静岡がんセンター緩和医療科の渡邉紘章先生より、
緩和ケアは医療人の基礎となる概念であることを教わりました。
今回の出張は多くの講演に参加することができて,沢山のことを吸収できたように感じます。
吸収できたことを,虹いろ薬局にもって帰り,職員,患者さまに伝えて行きたいですね。
↑↑何でしょうか~??(笑)