こんにちは。虹いろ薬局です。
今日から10月です。朝晩は寒いと感じる事も多くなってきました。
季節の変わり目、体調を崩さないように、気をつけてくださいね。
さて、報告が遅くなりました。
8月24日、まだ残暑厳しい日、「薬害根絶デー」のつどいに参加してきました。
1998年8月24日、厚労省が薬害エイズ事件を反省し、厚労省敷地内に「誓いの碑」を建立しました。
毎年この8月24日を「薬害根絶デー」とし、「碑の前の誓い」を中心に厚生労働省交渉、リレートークなど
薬害根絶活動が行われます。
当日の様子を少し紹介しますね。
9時~
薬害オンブズパーソン会議、薬害対策弁護士連絡会 弁護士 水口真須美氏から
子宮頸がんワクチンによる薬害の講演がありました。
11:45~厚労省前でリレートーク
薬害被害者や、国会議員が今現在の薬害での苦しみ、これ以上薬害で苦しめる人を出さないために薬害根絶を願う話を順番にされました。
13:00~厚労省前、碑の前行動
子宮頸がんワクチン被害者から厚生労働副大臣へ意見書が手渡されました。
14:00~集会(日比谷図書館文化館)
サリドマイド被害者、子宮頸がんワクチン被害者や弁護士からの話を聞きました。
今回、参加してみて・・・
実際に被害に遭われた方の言葉はひとつひとつが切実で、特に子宮頸がんワクチンは未だに副反応はワクチンの成分が
原因だと認められておらず、治療法も確立されていません。まだ若い20歳前後の女性が車椅子に座って訴えられていました。
副反応によって彼女達の夢が断たれたり、学校に通えなくなったり、記憶障害で自分の親も一時的に分からなくなる、
そういう中でも『薬害をこれ以上増やさないように』と、皆の前に立って、訴えている姿は心にささりました。
今回の「薬害根絶デー」に参加して、こういう薬害が起こったという結果だけでなく、実態を学ぶことができ、
貴重な経験になりました。