虹いろ薬局

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~やけどをしてしまった時~(2025年02月05日)

もしもやけどをしてしまったら・・・

 

すぐに10分以上冷やしましょう

刺激を避けるため、容器に溜めた水で冷やすか

水道水・シャワーを直接当てないようにしましょう。

服の上から熱湯などがかかった場合は、

脱がさずに服の上から冷やしてください。

 

〇全身の広い範囲・顔面などのやけどの場合

 →すぐに救急車を呼びましょう。

〇やけどの範囲が片足、片腕以上の広範囲にわたる場合

 →救急車を呼ぶか、至急病院を受診しましょう。〇

やけどの範囲が手のひら以上の場合や水膨れの場合

 →潰さないようにして、病院を受診しましょう。

 

**なお、市販の冷却シートは、やけどの手当てには使えません。

電気カーペットなどによる低温やけどは、

見た目より重症の場合がありますので、

症状が悪化したり、こどもが痛がることが続いたりなどした場合には

病院を受診しましょう

 

⦅こども家庭庁ホームページより抜粋⦆

 

暖房器具によるやけどにご注意ください(2025年02月05日)

わたしたちの暮らしに暖をもたらしてくれる暖房器具

寒い時期にはありがたい存在ですが、

消費者庁には医療機関から、暖房器具による

小さな子どものやけどに関する事故情報が複数寄せられています

 

子どもは大人よりも皮膚が薄く、

やけどのダメージが皮膚の奥深くまで影響するおそれがあります。

さほど高温ではなくても、長時間接することで

低温やけどになることもありますので注意が必要です

 

暖房器具を使用する際は、以下のポイントも参考に、

設置の仕方や使い方を今一度確認しましょう

 

〇床置きタイプの暖房器具は、

  小さな子どもの手が届かない場所に設置するか、

  安全柵などで囲みましょう。

〇上にやかんを置くことができるタイプのストーブでも、

   小さな子どもがいる場所で使う場合には、

   やかんを置くことを控えましょう。

〇ストーブやヒーターに直接触れなくても、

  熱気や熱風によりやけどをする場合があります。

  器具からは十分に距離をとり、長時間当たり続けないようにしましょう。

 

⦅消費者庁ホームページより抜粋⦆

冬の入浴中の事故に注意!(2024年12月02日)

 

厚生労働省の「人口動態調査」によると、

高齢者の「不慮の溺死、及び溺水」による

死亡者数は高い水準で推移しており、

近年では「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。

 

発生場所としては、家や居住施設の浴槽における事故が多く、

11月~4月の冬季を中心に多く発生しています。

事故を防ぐためには、高齢者本人だけでなく、

家族の方など周りの方も一緒になって入浴習慣を見直すことが大切です。

 

冬は、家の中でも冷え込みや温度差が生じやすく、

事故が起こりやすい季節です。

この機会に、安全に入浴するための以下の点について確認しておきましょう。

 

入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。

浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

食後すぐの入浴や、飲酒後、

 精神安定剤・睡眠薬等の服用後の入浴は避けましょう。

入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。

⦅消費者庁ホームページより抜粋⦆

 

マイコプラズマ肺炎とは?(2024年11月06日)

こんにちは!

虹いろ薬局本店です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

最近寒くなってきましたが、風邪をひいてはいませんか?

今回は久しぶりに流行してしまった

マイコプラズマ肺炎のお話をさせていただきます。

 

マイコプラズマ肺炎はいえんとは?

細菌に感染することによって起こる呼吸器の感染症です。

小児若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つになります。

例年、感染者の約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます

マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられますが、

秋冬に増加する傾向があるのです。

 

主な症状は?

発熱や全身の倦怠感頭痛などの

症状がみられます。(咳は少し遅れて始まることもあります)

咳は熱が下がった後も長期(3~4週間)にわたって続くのが特徴ですね。

肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、

軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり、

重症化したりするケースもあります。

 

感染経路は?

感染した人の飛沫を吸い込んだり(飛沫感染)、

感染者と接触したりすること(接触感染)により感染すると言われています。

感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、

2~3週間くらいとされています。

 

予防と対策

保育施設、幼稚園、学校などの閉鎖施設内や

家庭などでの感染伝播はみられるものの、

短時間の曝露による感染拡大の可能性はそれほど高くなく、

濃厚接触により感染することが多いと考えられています。

普段から流水と石けんによる手洗いをすることが大切です。

また、感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう

咳の症状がある場合には、

マスクを着用するなど咳エチケットを守ることを心がけましょう。

 

樹脂製の折りたたみ式踏み台での指挟みに注意!(2024年11月01日)

 

高い場所にあるものを取るときに使う脚立や踏み台。

近年、家具や家電と壁の狭い隙間に折りたたんで収納しておき、

使用時に展開する樹脂製の折りたたみ式踏み台が販売されています。

保護者などが折りたたみ式踏み台をたたんだ際に、

幼児の手指の先端が隙間に挟まれ、

負傷したという事故が発生しています。

 

「医療機関ネットワーク」に寄せられた事故情報

①保護者が折りたたみ式踏み台の座面の取っ手部分を持って畳んだ際に、

 児が踏み台の脚部分に手指を挟んで受傷した。

 左手小指から出血が止まらないため受診した。

 (事故発生年月: 2021年12月、1歳2カ月・男児)

 

②自宅で児が折りたたみ式踏み台を触っていたため

 年上のきょうだいが踏み台を横に引っ張った。

 保護者が注意すると、きょうだいがより強く引っ張ってしまい

 踏み台が折りたたまれて、踏み台の側面上部に

 児の右手示指が挟まれ切断された。

 (事故発生年月: 2021年12月、1歳2カ月・男児)

 

事故を防ぐためには・・

乳幼児がいるご家庭で踏み台を入手する場合は、

 可動部やかみ合う部分のない、

 一体構造や組立式の商品を選択することを検討しましょう

 

折りたたみ式踏み台の可動部や、かみ合う部分の

 隙間に手指を挟まないよう注意しましょう

 

乳幼児が折りたたみ式踏み台に触れることがないよう、

 管理・保管しましょう

⦅国民生活センター「くらしの危険」Number370より抜粋⦆

 

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