日本薬剤師会学術大会 in 浜松(2012年10月25日)
皆さん、こんにちは
10月7日と8日に、浜松で日本薬剤師会学術大会が開催されました
その模様をお伝えします。
7日早朝、新幹線で浜松駅に到着
駅を出てすぐの広場で、この大会の歓迎セレモニーが行われていました
さすが、楽器の街ですね
会場には、こんなモニュメントが!!
開会式のあと、特別記念講演として、SF作家でもあり、薬学博士でもある瀬名秀明さんの講演を聞きました。
瀬名さんと言えば、「パラサイト・イヴ」が有名ですね
その後、13:30~15:00まで特別講演1を聞きました。
宮城県災害医療コーディネーターの石井正先生による、「石巻医療権における東日本大震災への対応」という内容でした。
必ず地震が起こるとの前提で病院の設備もある程度整っており、職員の意識も高く、リアルな災害マニュアルを完成させ実働訓練も行っていたこと、地域に出てDMAT研修会の参加や民間団体と協定を結んでいたこと等が、大混乱の中での対応に功を奏したのだと感じました。特に「人脈」というものがこれほど大事なのかと感じました。
職域を超えて協力することができたのも、地震が起きる以前からのつながりがあったからこそ。普段地震の少ない地域ではこのよう意識はないので、とても感銘を受けると同時に勉強になりました
15:00~ポスター発表を見学
ホテルへ
10月8日
9:00~10:30 特別講演5 「地域包括ケアシステムの実現に向けて~地域のニーズに応える専門職の役割~」として慶応義塾大学教授の田中滋先生の講演を聞きました。
超高齢化社会となる2025年に医療費や財源がいくらになるかという経営的な問題や、医療・介護従事者が何万人で、その人たちが高齢者に対してどのように介入していくかというお話でした。社会は変化していくものなので、今までのやり方だけではいけないのだなと感じました。
10:30~12:00 分科会10 「社会の期待に応える薬剤師の将来像」 処方箋を受けて薬を調剤して渡すことだけが分業ではなく、OTCについて気軽に相談できることや血圧等の簡易測定もやってほしい、という声があるというお話でした。
最後にポスター会場に寄り、災害時に調剤のできるワゴン車を見せていただきました。
自家発電と水タンクも積んであり、調剤棚・分包機付き&トイレ・シャワー室付きで寝泊りもできます。すごい!!まだ世界に1台しかないとのことでした。
最後に名物うなぎパイをお土産に帰路に着きました
盛りだくさんの2日間でした
さよなら原発10万人集会(2012年07月25日)
こんにちは虹いろ薬局です
暑い日々が続きますが熱中症など大丈夫でしょうか
さて、7月16日に行われました 集まろう10万人「さよなら原発10万人集会」に参加してきました。
今回の集会とデモには、ありとあらゆる団体の方が参加していました
だからこそ、17万人!!もの人が集まったのですが、 「原発廃止」が今の日本にとって、いかに大切な課題であるかを端的に物語っていると思いました。
大飯原発の再稼働については、電力不足を補うためにやむを得ないとされているようですが、
実際には、昨夏の電力不足以来、原発の発電量を補って余りある発電機の購入がなされたそうです。
大飯原発が再稼働しなくても、家庭や企業が購入した発電機を使えば電力不足にはならない!
と言うことですね。
もちろん、発電機の使用は一時的なもので、自然エネルギーの開発が急がれるわけですが。
今回の集会は、大江健三郎氏や、坂本龍一氏といったそうそうたる面々が発起人に名を連ねていました。
残念ながら、どなたの顔も声も、見ることができませんでしたが、
原発廃止を訴えて、歌を歌うグループや、「原発の霊」なる着ぐるみで訴える人…など多くの仲間と過ごした時間はケッコウ楽しい時間でした。
デモ行進については、
あいにく(?)の好天に恵まれてしまい、おそらく今月の最高気温の中、日陰もない大都会の道路を歩く羽目になってしまいました
体力的には疲れた1日でしたが、大切な事を学ぶことができた1日でもありました
やっぱり原発はいらない、人類の手に負えるものではないのだから…と強く思いました。
職員、全員集合!!~2012~(2012年06月07日)
こんにちは。虹いろ薬局です。
今週はまた、前回の部分日食、金環日食に続いて、
『金星の太陽面通過』を見ることが出来ました。
実際、グラスをかざして見てみましたが、
小さすぎて、「あれかな~」というくらいでした。
視力がいい職員は見えたようです。
自慢していました(笑)
テレビのニュースなどで流れている映像では、しっかり金星が映されていましたね。
6/2、先週の土曜日虹いろ薬局では、毎年恒例、『全職員会議』を行いました。
昨年度のまとめ、今年度の課題、方針の説明が一通りあり、
これまた毎年の恒例になっていますが、グループに分かれて、グループ討議を行いました。
題目は
『安全管理について』
『薬局として地域に何が出来るか?』
どちらも薬局では常に課題に挙がるもの。
みんなの知恵の出しどころです。
それをそれぞれのグループでまとめて、発表。
今日挙がったたくさんの知恵をどんどん生かして、虹いろ薬局はさらに成長していこうと思います。
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糖尿病の食事療法(2012年05月31日)
こんにちは。 虹いろ薬局です。
5月も終わってしまいますね。
5月ですが、日中は暑い日も多くなってきて、日差しも強くなってきています。
紫外線もすでに強いようです。
日焼け対策は必須な時期になっているようですね。
さて、今回は『糖尿病の食事』について、勉強してきたのでそのことを少し紹介したいと思います。
(応援に行っている西大寺店でタイミングよく、勉強会に参加出来ました。)
まず『糖尿病の方の食事ってどういうイメージですか』という質問がありました。
『カロリーが低そう。味が薄そう・・・』
というのが一般的なイメージかもしれません。
ところが、スライドで出される、糖尿病の方の食事は美味しそう。
何がポイントなんでしょうか。
糖尿病の方は1日の食事摂取エネルギー量を適正な量にすることが大切になります。
摂取カロリーを標準体重、運動強度から計算して、それを超えないように食事します。
朝食、昼食、夕食、きちんと3食食事を摂り、カロリーは1日摂取カロリーを均等に÷3します。
一般的にダイエットで言われている、朝は多めで夜は少なめというのとは糖尿病の場合は違うようです。
3食に差があると、インスリンの働きが一定にならないからです。
もう1つ、大切なことは、バランスよく食事をすること。
どれが少なくても、多くてもいけないのです。
果物は絶対食べてはダメ、肉も控えて。というのではなく、
そのバランスの範囲内では食べても問題ないようです。
バランスというのは『食品交換表』というのを用いて、わかりやすく求められます。
表1~表6の項目で、それぞれ○単位というのが決まっており、その中で食事を考えると言うものです。
(1単位=80calで計算します。)
毎日の食事を摂るときのカロリーの目安にもなる、便利な優れものです。
表の詳しいものは、糖尿病の本や、サイトでも紹介されているので、参考にしてみてください。
だいたい1単位がどれくらいというのが、頭に入ってくると、外食をするときでも、計算が出来、
カロリーコントロールがしやすくなるようです。
他にも、アルコールは控える。(中性脂肪も上げてしまう)
食物繊維は積極的に(糖の吸入を抑えてくれる働きもあります。)
よく噛んで、ゆっくり食べる
普段食事に関してはなかなか、話を聞く機会がなかったので、
よい勉強になりました。
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新人研修(2012年04月26日)
こんにちは
もうすぐゴールデンウィークですね
みなさんはどのようなご予定でしょうか
今年から新たな新人研修がスタートしました。
4月3、4日はコンベンションセンターで一般的なマナーについて学び
5、6日はサンロード吉備路で民医連について学んだり、吉備文化遺跡めぐりなどを行いました。
その中でも桃太郎の話が印象的でした。
みなさんは桃が川を流れる音は?と訊かれるとどんな音を想像しますか
「どんぶらこ、どんぶらこ」が一般的かなと思いますけど、地域によって結構違ってくるみたいで
「どんぶらっこっこすっぱいぽー」なんてのもあるみたいです。おもしろいですね
4日間楽しいながらも有意義な時間を過ごせました。
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