呼吸器疾患研究会に参加しました!!(2010年11月18日)
こんにちは,虹いろ薬局です。
今回は東京の立川に出張してきましたので,その報告をしますね。
第35回全日本民医連 呼吸器疾患研究会 が11月12日、13日に東京の立川市で開催されました。
研修会の前日に岡山から立川まで新幹線に乗り移動しましたが,
5時間30分もかかりました…。やはり東京都内とはいえ遠いですね…。(笑)
早めの就寝で明日に備えました。
翌日は朝9時頃より立川市市民会館(アニューたちかわ)受付開始です。
開会式を終えてた後,さっそく
「大気汚染『未認定』患者の経済制度の検証-東京都医療費助成条例の経済効果調査から⊶」と題し、
東京経済大学准教授尾崎寛直先生より講演がありました。
講演内容を簡単にですが紹介しますね。
『東京の大気汚染に対して裁判で、国や東京都のみならず、自動車メーカーに公費の内で12億円を出させたこと、
大気汚染による喘息患者が継続受診しなくなる主な理由にお金が理由で上げられるので、
経済的サポートするためにも制度を熟知し、利用することが重要である』とのことでした。
分科会の次はランチョンセミナーに参加してきました。
講演内容は星野啓一医師による「禁煙指導のコツ」でした。
虹いろ薬局にも『禁煙外来』の後,お薬をもらいに来局される患者さんが沢山いらっしゃいます。
今回の講演から学んだことで,禁煙を頑張る患者さんを少しでも支援できればいいなぁと思いました。
午後も分科会があり、その一つの「COPD、喘息、禁煙、禁煙、塵肺」に参加しました。
今回は薬剤師による発表がある分科会に参加してきましたが,
やはり医師や看護師の発表が多いように感じました…薬剤師ももっと頑張らないと!!
夕方から、学習演題として「新型インフルエンザについて」と題し、
独立行政法人国立国際医療研究センター国際疾病センター長の工藤宏一郎先生より講演がありました。
新型インフルエンザをスペインかぜなど過去のインフルエンザ流行と関連させて考察されていて、
今後にインフルエンザを考えるときの基礎となる内容でした。
夜は交流会があり、ジャズバンドによる演奏などがありました。
次の日も午前中から2種類の分科会があり、緩和ケアについての講演を聞きました。
静岡県立静岡がんセンター緩和医療科の渡邉紘章先生より、
緩和ケアは医療人の基礎となる概念であることを教わりました。
今回の出張は多くの講演に参加することができて,沢山のことを吸収できたように感じます。
吸収できたことを,虹いろ薬局にもって帰り,職員,患者さまに伝えて行きたいですね。
↑↑何でしょうか~??(笑)
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岡山県連・薬剤師交流集会(2010年11月04日)
みなさん,こんにちは。クニコです。
今回は10月30日に行われた『岡山県連・薬剤師交流集会』についてご報告です。
岡山県の民医連に加盟する病院・薬剤師が集まる会です。
交流会では日頃の業務の悩みや,取り組んでいる活動についてお互いに話し合いました。
また,それぞれの事業所から1演題ずつ発表もありました。
虹いろ薬局からは『インシデント検討会の活動』について,私クニコが発表しました。
緊張しましたが,なんとかやり遂げました。(笑)
では簡単にですが,発表内容紹介しますね。
『薬局では患者さんにお薬をお渡しする前に,その内容にミスがないか確認する過程があります。
確認過程には複数の人が関わります。
一人ではミスを100%防ぐことは難しいですが,複数の人間が確認に関わることで,
細かいミスにも気付くことができます。とても重要なことです。
しかし,ミスの発生が多くなれば,気付かず見逃してしまう危険性も十分にあります。
そこで…対策をとるべく虹いろ薬局では『インシデント検討会』を立ち上げました。
『インシデント検討会』では,この確認過程で発見されたミスの情報を集計することで,
起こりやすいミスの傾向を知り,『ミスを防ぐ対策』を話し合います。
これまでにも,検討会で提案された対策によって全体のミス発生率は減少してきています。
また,全職員がミスの傾向を知ることで,注意するべきポイントを見逃しません。』
今回,このような虹いろ薬局の活動についてお話させてもらいましたが,
演題発表後には,多くの方から興味をもって頂いて非常に嬉しかったです。
もちろん,他の事業所の演題発表も興味深い内容でした。
クニコは『岡山県連の交流会』初参加でしたが,充実した交流会となりました。
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日本薬剤師会学術大会in長野(2010年10月21日)
10月10~11日、長野県で開催された
『第43回日本薬剤師会学術大会』に参加しました
秋の信州 にもかかわらず、当日は暑いくらいの晴天
今回は、全国から7500人の薬剤師が集まったそうです
開会式の後、宇宙飛行士の毛利衛さんの特別記念講演がありました。
宇宙へ行くと、身長が5~6センチ伸び、脚が細くなり、シワがなくなるそう!
行かなきゃっ(笑)
『宇宙から見る生命のつながり』と題して、貴重な映像とともに、人間の歴史や生命全体としてのエネルギー、生きていく原動力について語って下さり、会場内は一気に熱い熱気に包まれました。
大会は特別演題5題、14の分科会、22のランチョンセミナー等が企画されていましたが、
地方での開催ということもあり、6会場に分散。
目的の講演めざしてシャトルバスで移動です♪
1日目、信州大学医学部附属病院循環器内科の池田教授による
『心臓血管病と血栓』の講演はたいへん勉強になりました。
2日目、『がんばらない』『あきらめない』の著者としても有名な
諏訪中央病院の名誉院長、鎌田實先生のお話をとても楽しみにしていました。
ご自分の海外の子どもたちへの支援活動や、医療の進歩とは裏腹に国民の不満が増強している日本の現状、臓器移植の問題についても熱く語って下さいました。
医療は人の心を無視してはいけない。あたたかいものでなければ・・・
そんな先生の言葉がとても印象に残っています。
あっという間の二日間でしたが、内容が濃く、とても印象深い経験になりました。
明日からの仕事に繋げていきたい気持ちです。
お蕎麦も美味しゅうございました。
来年の開催地は宮城県仙台市です。お楽しみに♪
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NPT報告 Part 3(2010年06月10日)
前っちです
NPT報告 Part 3
3回にわたって報告してきましたが、今回でNPTの報告は最後です
今日は、参加した 「 つどい 」 についてのお話です
5月4日に、SEIU講堂 にて さまざまな集いが開かれました
「 医療・福祉関係者のつどい 」、「自治労連のつどい」など、
ほかにもいろいろありましたが、
特に心に残ったのは 「 青年のつどい 」 でした
世界の青年が集って、被爆された方のお話を聞きました
想像もできないほどの辛い体験に、会場は静まり返っていました
「 平和な世界に核はいらない どうか平和な世界にしてほしい 」
と語られ、核に対する怒りよりも、平和を願う強い思いを感じました
そして・・・世界各国の青年が、自国の言葉で平和を熱く語ってくれました
言葉や育ってきた環境は違っても、
核兵器をなくしたい、平和な世界にしていきたい、
という思いは 世界共通 なんですね
こんな World wide なイベントに参加させていただいて、
たくさんの感動を味わうことができました
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NPT報告 Part 2(2010年06月03日)
前っちです
今日はNPT報告 Part 2
テーマは 現地での署名活動!!
ニューヨークに行くまでの間,日本でも広島・長崎の日にちなんで 6 と 9 のつく日に署名活動していました
現地でもやるぞ!!ってことで, 街頭でみんなで署名活動したんです
日本全国から参加者がいるので,県ごとにわかりやすいように タペストリー を持ったり
ユニフォームを着て街に出ました
Sign please !!
Do you know Hiroshima & Nagasaki ?
We want to make non-nuclear world.
などなど ・・・ みんなで声をかければ怖くない!
最初はドキドキ しながらでしたが,ニューヨーカーはと~ってもフレンドリーな人もいて,
ちょっと仲良くなったりしながら集めました
私,英語は苦手なんですよね
う~ん,何言っているのかわからない (笑)
参加者の中には英語の得意な方もいて,事前にチラシに載せる英文を書いていただいていたんです
それを読んでもらって何とか伝わっていました
署名活動の反応は様々で・・・
「とってもいいことだと思うよ。賛成する」
と言う人もいれば
「核兵器は必要だと思うからサインできないよ」
と言う人も
でも,ニューヨーカーは日本人の署名行動に足を止めてくれる人がたくさんでした
通りすぎようとしても わざわざ振り返ってサインしてくれた人もいたんですよ
感激でした
英語ができなくっても ハートは伝わるんですね
いや、伝えようとする熱意が大切ですよね
日本から準備して持ってきた, 折鶴, しおり, こいのぼり, etc…のグッズ
をプレゼントしたのは大盛況で,
Wao!! Beautiful. と喜んでもらえました
心に残ってもらえたら・・うれしいです
ザ・異文化交流 !!
私たちの平和の願いは伝わったはず
そしていろんな発見が出来て, ニューヨークの人たちからも 元気をもらった 署名活動でした
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