患者中心の薬物療法を安全に効果的に行なうための基本的知識や技能、態度の習得
・患者さんの薬物治療サポートに必要な病態や医薬品等の知識を身につける
・保険調剤の基本技術をマスターする
(調剤、インタビュー、監査、副作用、相互作用、リスク防止)
・それ以外の保険薬局業務をマスターする
(訪問薬剤指導、副作用モニター、OTC等の相談販売)
・各種医薬品情報を収集評価し、管理する
・患者さんや患者を支える関係者と良好なコミュニケーションをとるができる
・患者さんから聞いた情報などを適切に文書に記載する
(薬歴、疑義照会)
期間 | 目標 |
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1ヶ月 | 基本的な調剤ができる
医療人としての薬剤師の心構えを理解する |
3ヶ月 | 処方箋の受付と監査ができる
疑義照会ができる 各種疾患・病態の与薬、服薬指導ができる 薬歴記載ができる |
6ヶ月 | 休日勤務ができる
麻薬管理ができる 医薬品管理、発注、棚卸しができる 医師からの質問に答え、医薬品情報提供ができる 医療機器の相談販売ができる 健康食品について相談にのることができる OTC相談販売ができる |
12か月 | 副作用モニターができる
新薬、後発品、使用後評価ができる 在宅訪問を担当 地域活動(学習会)の講師ができる |
2年目 | 小規模薬局で1人勤務ができる
新人の指導ができる |
期間 | 研修項目 |
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1ヶ月 | 接遇 民医連綱領 当社、関連組織の役割 当社、民医連、医薬分業の歴史、薬剤活動
個人情報保護 医療安全管理指針 業務手順書 クラウドによる情報共有 本店アイテム、保険調剤の流れ 麻薬等規制医薬品の取扱い ポリムス(ピッキングシステム)による調剤 調剤機器の取扱い 発注、入荷登録、ハンディマスタ更新 |
2ヶ月 | OTC、薬局製剤等薬局医薬品の取扱い、販売方法 セルフメディケーション
高度管理医療機器、生物由来製剤の取扱い、販売方法 使用上の説明が必要なインスリン、眼軟膏、坐剤、吸入剤などの手技 保険制度 調剤報酬 レセコン入力 初回時アンケート記入依頼 強制監査 ユヤマ端末での医薬品登録 最終鑑査 電子薬歴 |
3ヶ月 | 疑義照会
服薬指導 入金処理 薬歴入力 電子お薬手帳 レジ操作 デビッド及びクレジットカード支払システム端末機の操作 |
6か月 | 副作用モニター(窓口での報告書記入方法、県民医連委員会の見学) 副作用被害救済制度
新薬評価(県民医連委員会の見学) 訪問薬剤管理指導 薬局製剤 かかりつけ薬剤師制度 健康サポート薬局 その他各種制度 |
12か月 | 良くする会(共同組織) 地域活動(学習会の講師など)
病院実習(希望者) |
上記のほか、
職場、法人、岡山県民医連、中四国地協、全日本民医連主催の各種研修会、イベントに参加
医薬品の基本知識は治療薬マニュアル(会社から支給)で自己学習
※実務の実践指導は先輩薬剤師によるプリセプター制で行う