こんにちは
2月28日と3月1日、静岡県で行われたビキニデー集会に参加してきました
ビキニデーとは・・・
1954年3月1日、太平洋マーシャル諸島の ビキニ環礁 において、アメリカが 水爆実験
( 広島型原爆の1000倍の威力 ) を行いました。この水爆実験によりマーシャル諸島の島民や、
日本の多くの漁船が被災しています。マーシャル諸島はとても美しい島々ですが、67回にも及ぶ水爆実験により、
汚染されてしまっています
そのときに、静岡県焼津港を母港とする 第五福竜丸 という日本漁船が放射能を浴び、乗組員23人全員が
急性放射能症になりました。 この年の9月23日に、無線長の久保山愛吉さんが 「 原水爆の被害者は
わたしを最後にしてほしい 」 と言い残して亡くなられました。
全体集会では、日本各地から参加者が集まり、代表の方々の発言を聞きました。
海外からはジョゼフ・ガーソンさん(アメリカフレンズ奉仕委員会)、イ・ジュンキュさん(韓国・「平和共感」研究員)、
キャマリン・キチグアさん(グアム平和正義連合)が発言し、それぞれの平和への思いを語られました。
分科会では、「被災地支援、原発ゼロ、自然エネルギーへの転換めざして」というテーマに参加し、
福島の今の状況報告や、海外 ( ドイツ・スイス・ベルギー ) の原発ゼロの動き、静岡県が取り組んでいる太陽光発電
を広げる取り組みの紹介、日本各地での自然エネルギー活用の例、福島での除染のやり方等、白熱した話合いが行われました
ドイツは日本よりも日照時間が短く、太陽光以外の利用可能な自然エネルギーも
日本より少ないらしいですが、2022年までに原発ゼロにすることを決定しているそうです
日本でも、自然エネルギー【 風力・水力・太陽光・バイオマス 】を活用している地域があり、
これを全国に広げられれば・・・と希望も見えました
3月1日は、焼津駅から久保山愛吉さんのお墓まで墓参行進し、バラを献花しました