虹いろ薬局

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嘔吐下痢が流行っています(2012年12月27日)

みなさん、こんにちは
虹いろ薬局です

最近ますます寒くなってきましたが、体調をくずしたりしていないでしょうか

近頃薬局に来られる患者さんは嘔吐下痢の方が多いようです

そこで今回は冬の嘔吐下痢の原因として多いノロウイルスについてお話します。

ノロウイルス牡蠣などの二枚貝の生食感染した人の糞便・嘔吐物中のウイルスの吸引などより感染します。

1~2日潜伏した後、吐き気、嘔吐、下痢が主な症状として現れます。時に腹痛や頭痛、発熱等もあるようです

多くは数日で回復しますが症状が消えた後も3~7日間程はウイルスが排出される為、そこから2次感染しないよう注意が必要です

では身近な感染予防はどうしたら良いかといいますと

加熱
ウイルスの感染性を奪うには85℃以上で少なくとも1分以上加熱することが必要です。

手洗い
経口感染するので特に食品を扱う時には入念な手洗いが重要です。

吐物の処理
嘔吐物中のウイルスを吸入して感染することもあるので処理には十分注意が必要です。

嘔吐物の処理方法
準備するもの:バケツ、ビニール袋2枚、マスク、使い捨て手袋、ペーパータオル

①マスクと使い捨て手袋を必ず着用し、バケツにビニール袋Aをセットする。

②床などに落ちた嘔吐物はペーパータオルで外側から内側に向け、ふき取り面を折り込みながら拭い取る。
同じ面でこするとウイルスを拡げるので注意!
使用したペーパータオルはすぐにビニール袋Bに入れる。

③嘔吐物が付着した箇所とその周囲に次亜塩素酸の入ったスプレー(キッチン泡ハイターなど)を吹きかけ、しばらくしてペーパータオルで拭きビニール袋Bに捨てる。

④嘔吐物の処理が終わったらビニール袋Bの口を縛ってバケツにセットしているビニール袋Aに入れる。

⑤手袋は付着物が飛び散らないように裏返しにしながら外し、ビニール袋Aに入れる。その後マスクも入れる。

⑥ビニール袋Aの内側を触らないようにして口を縛る。そのまま可燃ごみに捨てる。

⑦入念に手洗いをする。

嘔吐物の処理方法の紙は虹いろ薬局本店においてありますので、良かったらそちらも活用してください

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